東海事業所 焼却・溶融グループ所属草野 光章
茨城工業高等専門学校出身
2013年入社
自分の可能性を広げてくれる会社です。
原子力業界に興味を持ったきっかけは、東日本大震災による福島第一原子力発電所の事故です。私の両親は福島県の出身ということもあり、とても心配していました。しかし、当時の私は原子力に関して何も知らなかったので、現地で何が起きているのか想像すらできなかった。
そこで、少しでも原子力に関する知識を身に付けるため、原子力関係の仕事をしてみようと思ったんです。それから、兄が原子力関係の会社で働いていたことも、転職しようと思った理由の一つですね。
この会社に入社する前は、火力発電所のプラントで働いていました。様々な配管を設計図通りに敷設する仕事です。仕事自体に不満があったわけではありませんが、もっと自分の可能性を広げたいと思っていたことも事実です。そこで、原子力に関する知識を深めながらスキルアップできる会社はないか調べ始めました。そのときに見つけたのが、社員教育に力を入れている原子力エンジニアリングです。
この会社でなら原子力関係の仕事に携わりながら、キャリア形成が可能だと思いました。原子力関係だけではなく様々な資格を取得する支援体制が整っているのも魅力的でしたね。
この会社の事業に関わる資格は、放射線や電気関係など多数あります。その資格を有する先輩社員が講師となり、勉強会が開催されているんです。自分ひとりでは、勉強の仕方や進め方が分からないこともありますよね。だから、効率的に学ぶ方法を指導していただけるのはとてもありがたいこと。
講師が先輩社員なので、気軽に質問できる環境も良いと思います。私は、第2種放射線取扱主任者の資格を取得しましたが、合格することができたのはこの勉強会のおかげだと実感しています。
文字通り、放射性廃棄物の焼却・溶融を行っています。焼却炉ではゴム類や塩化ビニールなど難燃物を焼却し、溶融炉ではコンクリートやガラスなどをプラズマで溶かして処理しています。
入社した頃は電気機械設備を担当するグループに配属されましたが、当時は知識不足で設備を良く理解することができていませんでした。だから将来的には、建物全体をカバーする電気関係のグループで業務を遂行できたらと思っています。
原子力業界は、危険ではないかと思っている方もいらっしゃるかも知れません。私自身、入社する以前は不安を感じていた部分もあります。でもそれは、原子力に関する知識が少なすぎるから。配属先で上司や先輩社員の方々に放射性廃棄物の扱い方や徹底した安全対策を教えていただき、すぐに不安は解消されました。
誰も最初は原子力の知識を持っていません。でもこの会社でなら、仕事をしながら原子力をはじめ様々な知識を得ることができます。自分の可能性を少しでも広げたいと思っている方に、ぜひお勧めしたい会社です!