東海事業所 トリチウム研グループ所属石井 優里菜
日立工業高等学校出身
2017年入社
新エネルギーの開発をサポートする仕事です。
特に原子力関係で働こうと思っていたわけではありません。どの会社に就職しようか悩んでいたときに、この会社で働く兄が勧めてくれたのが入社を決めた直接のきっかけです。だから、核に関する知識もまったく無く、どんな仕事をしているのか想像もつかない状態でした。
そこで事前に行われていた会社見学会に参加。具体的な仕事内容までは把握できませんでしたが、働いている方々がとても優しそうで、この環境なら自分も続けられそうだと感じたことが最終的な決め手になりました。
福島の第一原子力発電の事故などを見ると、危険な仕事なのではないかと思われる方も少なくないと思います。私も、まったく不安が無かったわけではありません。でも、会社見学のときに説明を受け、安全に配慮して作業を行えば決して危険ではないことを知りました。
実際に仕事に就いてからも、決められた手順に従い安全を確認しながら作業すれば、何も問題ないことを実感しています。ただ、これはどんな仕事も同じですが、適度な緊張感は必要ですね。
トリチウム研グループに所属し、内装設備の運転や保守管理などを行っています。私が担当する施設ではトリチウムを扱った実験などが行われているのですが、その実験が滞りなく安全に進められるようお手伝いをする仕事です。
具体的には、建屋内にある管理区域内で発生する放射性廃棄物の保管・搬出作業、実験などで発生したトリチウム廃液の処理作業など。また、内装設備の日常点検やデータの整理、記録作業、図面の作成、設備の解体作業をお手伝いすることもあります。
新しいエネルギーを作り出そうと頑張っている研究者の、お手伝いができることは大きなやりがいにつながっています。また、少しずつ仕事を覚え、自分の成長につながっていることを実感できるのも嬉しいですね。基本的にチームで仕事を行っているので、分からないことがあればすぐに教えていただけます。
まだまだ勉強しなくちゃいけない事が沢山あるので、早く多くの仕事を完璧にこなせるようになりたいですね。
専門的な仕事なので、自分にできるかどうか不安な方もいると思います。必要となる資格も多く、私も危険物取扱主任者乙種・2類・4類をはじめ7種類の資格を取得しています。大変そうですが、会社が資格取得のバックアップ体制を整えてくれるので大丈夫。働きながら資格を取得することができます。
また、新入社員のための独り立ちプログラムやNECOテクニカルスクールなどで分野別の基礎知識も習得できるので、やる気さえあれば、理系、文系を問わず活躍できます。ぜひ、私たちと一緒に頑張りましょう!